設備その3

今は昔と違いアマルガムといういわゆる銀をむし歯を削った穴に詰めるということはしません。そのかわりにコンポジットレジンという樹脂を詰めます。私が学生のころはその詰め物を口腔内に詰めて時間が経って固まるまで口をあけていなければなりませんでした。その後材料が改善され光を照射することにより固まるようになりました。しかし、当初は60秒位光照射が必要だったと記憶しています。(従来のものだと5分位硬化に時間がかかるのでそれでも画期的でしたが・・・)それからどんどん時代は進化して当院では3秒で固まる照射器を7,8年くらいまえから使っていました。その器械がクラシュしてコードレスタイプのものを使っていましたが、今回更に進化した1秒で硬化可能な照射器がこちらです。患者様の負担はかなり軽減されることと思います。(H24.12-3)