砂糖の害①(砂糖は、こわい)
松井さんの「1日2食健康革命」無料メルマガから抜粋です。普段から当たり前のように口にしている砂糖のがいについて何回かにわけてかかせていただきます。
「甘いものを食べると虫歯になる」といいますよね。これは本当です。 ただし。 甘いものが直接歯に作用して虫歯をつくるのではありません。 砂糖とると体内のカルシウムが奪われます。その結果、カルシウムでできている歯が弱くなります。 そこに虫歯菌がさらに追い打ちをかける、という順番なんです。 ご存知でしたか? ここで注意しなければいけないのは、 歯が溶けているということは、骨も溶けているということです。特に成長期の子供にとって、砂糖は麻薬も同然といわれるのは 当然でしょう。 同様に妊婦さんも気をつけていただかないと。 なにかと不安になって、つい甘いものに手が出てしまうかもしれませんが、そういうときは生の果物を食べるようにしたいものです。 このように、白砂糖の害はなんといっても 「体内のカルシウムを奪う」こと。これがまず真っ先に挙げられす。 ではどうして、砂糖はカルシウムを奪うのでしょうか? 私たちの血液は、pH 7.2~7.4の弱アルカリ性。 体は常に、この環境を守ろうとします。 いわゆるホメオスタシスってやつですね。 (こんな言葉、覚えんでいいですけど) ちょっとでも体が酸性になろうとすると、すぐに弱アルカリ性に戻そうとがんばるわけですが、 このときに使われるのがカルシウムです。 カルシウムをムダづかいしないためには、体が酸性に傾くのをできるだけ防がなければなりません。 では何が体を酸性にするのか? いろいろありますが、 その親分格といえるのが「砂糖」なのです。 じつは砂糖さえ口にしなければ、とくに意識してカルシウムをとろうとしなくたってカルシウムが足りなくなることはめったにありません。それなのに、「カルシウム補強」などと書かれたジュースやお菓子が体にいいなんて思って食べているから骨折するんです。摂取するカルシウムよりも、白砂糖の害によって体から出て行く カルシウムがはるかに多いんですから、あんなものをせっせと食べているのは本末転倒もはなはだしい。 メーカーにとっては、「カルシウム入り」とか「カルシウム増強」とさえ書けばバカ売れするんですから、健康ブームをさぞや喜んでいることでしょう。 わたしたちが一人一人かしこくなる以外に、ああいうふざけた商品を 撲滅する方法はありません。